アロマテラピーの歴史
始まりはなんと紀元前4000年!
まずはアロマテラピーがいつどこからどのようにして始まったのか、その歴史をふり返ってみましょう!
実は、アロマテラピーにはとても長い歴史があるのです。人類史上初のアロマテラピーの登場はなんと今から6000年以上も前の紀元前4000年頃といわれています。
古代文明の発達していたエジプトでは、植物から抽出したエキスやスパイスなども含め、香料を用いた様々な生活の知恵が人々の間に根づいていました。例えば、エジプトの戦士たちは戦いにのぞむ際に、色々な香料を戦地に持参していったそうです。戦いの前にその香りを嗅ぐことで、気持ちをリラックスさせたり、士気を高めたりしていました。また、宗教儀式で香料を焚いたり、ミイラを作るときの防腐剤として植物のエキスを使用したりもしていました。
我が国、日本でも平安時代に登場
古代ローマ帝国の絶世の美女として知られるクレオパトラが、バラの花をお風呂に浮かべたり、香水の代わりに使用したりしていたという話も有名ですが、これもれっきとしたアロマテラピーといえますね。
そして我が国、日本でも平安時代にはアロマテラピーが登場していました。現在のように毎日お風呂に入る習慣のなかった当時の女性たちは、自分たちの体臭や髪の毛の匂いが気になるときには、部屋にお香をたくさん焚いてその香りを着物に染みこませて香水の代わりにしていたそうです。
それ以降も香りに関する人々の様々な試みはくり返され、医師や科学者たちも本格的な研究にのりだすようになりました。そしてついに1930年頃、フランス人の化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセによって「アロマテラピー」という言葉が生み出され、香りがますます幅広く生活や文化のなかに取り入れられるようになったのです。
一冊の本をきっかけに世界でブレイク
現在のように若い女性の間でアロマテラピーが広く知られるようになったのは今から20〜30年ほど前のことです。1977年にイギリス人のロバート・ティスランドが書いた「The Art of Aromatherapy」という本がきっかけとなって、アロマテラピーが広く世界に知られるようになりました。
日本でも次々とアロマテラピーに関する出版物が発行され、アロマテラピーグッズの専門店がいくつもできました。そして今日でもアロマテラピーは多くの人に親しまれています。